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入浴施設レジオネラ対策


モノクロラミン添加装置/浴槽用洗浄殺菌剤・中和剤

薬品名称 利用分野・使用場面
モノクロラミン調製剤 ケイミックスSP®、レジサイド®
入浴施設全般
配管洗浄剤 クリーンサイド®NV-35 
クリーンサイドNV-35中和剤 ケイ・アイカタラーゼ
モノクロラミン添加装置 クロラクター®

モノクロラミン調製添加装置 クロラクターについて


モノクロラミン消毒とは

平成25年4月に全国に先駆け静岡市で公衆浴場法施行条例、旅館業法施行条例の改正、また平成27年3月に厚生労働省により「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアル」が改正され、浴槽水の消毒方法についてモノクロラミンも使用できることが言及されました。モノクロラミンとは結合塩素の一種です。これまで利用されてきた遊離塩素とは異なり、アルカリ性の温泉でも消毒効果があり、アンモニア成分をはじめ、様々な成分を含んだ温泉でも遊離塩素と比較して安定性が高く、レジオネラ属菌への効果が実証されています。

モノクロラミン調製添加装置 クロラクター

クロラクターとは長年微生物対策に取り組むケイ・アイ化成(株)が開発したモノクロラミン調整添加装置です。弊社は古くから工業用途の微生物制御に装置調整したモノクロラミンを利用してきました。クロラクターはその技術を応用し、入浴施設のレジオネラ属菌対策として、モノクロラミン消毒を行うために最適化した装置です。
弊社は静岡市の条例改正にあわせて販売を開始しました。これまで各地の日帰り入浴施設様や宿泊施設様で採用され、高評価をいただいております。

クロラクター特徴

塩素臭、消毒副生成物を低減します

特許技術に基づき、簡易、迅速、安全にモノクロラミンを調製することによって不快な塩素臭が発生しません。また、ご利用頂いた入浴施設でも従来の遊離塩素と比較して塩素臭が大きく減ったとのご評価を頂いております。遊離塩素に比べ消毒副生成物(トリハロメタン類)も大幅に減少しました。

各種循環系統の濃度管理に適した仕様です。

タイマー式自動添加方法で、浴槽の利用状況・入浴者数に合わせた対応ができます。最大6系統までの循環浴槽への添加が1台で可能(条件による)で、高濃度殺菌洗浄のための添加、および換水後の初期添加も自動で行うことができます。また塩素計(別売)と連動した添加方法にも対応しております。循環系だけでなく貯湯槽(源泉槽)消毒用のモデルも取り揃えています。
*令和元年9月に厚生労働省「公衆浴場における衛生等管理要領」が改正され、常時60℃以上、最大使用時にも55℃以上を保てない貯湯槽については消毒装置の設置が提言されました。

使用方法(例)

循環式浴槽

掛け流し浴槽

クロラクターはモノクロラミンの確実な管理のため、浴槽水添加前にモノクロラミンを事前に調製してから系内へ添加する方法を採っています。モノクロラミン消毒は適切な濃度を維持することで効果が発揮されます。薬剤の使用量は温泉の泉質・入浴者数・換水の頻度によって異なりますが、モノクロラミンの除菌力、持続性を最大限に活かし、様々な現場で実績を得た経験から安全・安心にお使い頂ける添加設計をご提案致します。
※まずは弊社テクニカルセンターにご相談ください。

モノクロラミンの効果

遊離塩素と比較して温泉成分の影響を受けにくい

  • 浴槽水中で安定性が高く、濃度管理が容易になります。
  • 安定した除菌効果が期待できます。

配管汚れが減少

  • レジオネラ属菌の温床となるバイオフィルムを抑制します。
  • 日常のメンテナンスが簡単に済みます

不快な塩素臭、消毒副生成物を減少

  • 温泉本来の香りを損なうことがありません。
  • お客様により快適な入浴環境を提供できます。
  • トリハロメタンなどの有害生成物を低減します。